相続手続に必要な戸籍謄本、役所に行かなきゃいけない?
夫が亡くなったら、生命保険の請求や金融機関での相続手続きに戸籍謄本や印鑑登録証明書が必要になります。
役所に行かなきゃいけないのでしょうか?
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死別後の手続きには、戸籍謄本、住民票、印鑑登録証明書が必要
夫が亡くなったあと、戸籍謄本、住民票、印鑑登録証明書が必要となります。
勤務先での死亡退職手続き、金融機関での相続手続き、不動産の登記変更、生命保険の請求等に使います。
亡くなった方のものも必要ですが、相続人となる配偶者、子供たちのものも必要です。
金融機関から送られてきた書類を読んで、忙しい中、読みなれない用語が並ぶ書類から、何が何通必要なのかを理解するのは結構大変だと思います。
役所に取りに行く場合
どの書類が何枚必要か確認が済んだら、書類を取りに行きます。
役所や出張所で出してもらう場合が多いと思います。
仕事をしている場合は、休みを取って役所に行くという時間はなかなか取れないのではないでしょうか。
必要な書類をそろえたつもりでも、手続きを進める途中で追加で必要な書類が出てくると、ちょっと大変です。
何度も役所に行く時間がないので、
必要な書類が全部はっきりした状態でまとめて取ろう
と思うと、書類をとればすぐすむ手続きが処理保留になってしまって処理が進まなくなってしまいます。
また、書類の発行日が3ヶ月以内のものという指定があったり、離れて住んでいる家族のものが必要だったりすると、ちょっとやっかいです。
郵送で取り寄せることができる
戸籍謄本や住民票は郵送で取り寄せることができます。
郵送の場合は郵便局で手数料用の定額小為替を買って、書類の申請書と定額小為替と返信用の封筒を一緒に送ります。
手数料用の定額小為替は1枚あたり100円の手数料がかかります。
また返信用の封筒に切手を貼りますが、重くなった場合のため、予備の切手を同封します。
亡くなった方の戸籍謄本は、生まれてから亡くなるまでのものが必要で、最後に住んでいる場所ではない地域の場合もあるので、郵送で取り寄せる事が多いと思います。
コンビニ交付ならすぐできて便利
戸籍謄本、住民票、印鑑登録証明書はコンビニで交付してもらえます。
マイナンバーカードが必要です。
交付サービスの時間も6時30分から23時までなので役所での交付よりとても便利です。
戸籍謄本の交付サービス時間は、平日の9時から17時までのように時間が短いです。
また、役所とコンビニを比べると手数料がコンビニの方が安いのです。
戸籍謄本は役所でもコンビニでも同じ値段ですが、住民票、印鑑登録証明書はコンビニの方が50円ぐらい安いようです。
ただ、コンビニでは除籍謄本,、改正原戸籍は交付してもらえません。
マイナンバーカード交付は1ヶ月かかる
マイナンバーカードは申請後、交付まで1ヶ月ほどかかります。
マイナンバーカードの交付通知が来たら、役所までとりに行きます。
そのため、マイナンバーカードを持ってない場合はできるだけ早めに申請しておくとあとあと楽だと思います。