夫が亡くなり収入激減!ふるさと納税はもうできない?
夫が亡くなって世帯収入がだいぶ減りました。
収入によって寄付額が決まってくるふるさと納税、もうわが家はできないのでしょうか?
Contents
世帯収入が減って寄付できる金額が減った
ふるさと納税は収入の多い、少ないによってできる寄付額が決まっています。
正しくは、いくらでも寄付できるのですが、
還付を受けられる金額が収入によって違ってきます。
毎年わが家では、勤務先の年末調整が終わり、源泉徴収票をもらったら、ふるさと納税をしてきました。
ふるさと納税で寄付金還付が受けられる限度額ギリギリまでふるさと納税したいからです。
毎年
返礼品、はお米や峰雄さんの好きだったお酒
をお願いしていました。
今年はふるさと納税はできないのかなー、と思っていました。
もともと私の収入はそれ程多くない上に、峰雄さんとの死別前はついていなかった納税時の所得控除が今年からはいろいろついて、納税額が少ないだろうと思っていたからです。
去年なくて今年から増えた控除は、
ひとり親控除
扶養控除
生命保険料控除
です。
ふるさと納税の限度額はいくら?
ふるさと納税の限度額を知るには、いろいろなサイトで
かんたんシミュレーション!
みたいなものがあります。年収、家族構成を入力すると、いくらぐらいまでふるさと納税できますよ、と計算してくれるページです。
こういうシミュレーションは便利なのですが、家族構成に独身+こどもという設定がなかったり、ひとり親控除が考慮されているのかいないのかがわからなかったり、生命保険料控除が入力できなかったりします。
そのため、自分で計算してみてシミュレーションのページの中から良さそうなページを探して、答え合わせしてみることにしました。
次の順番で計算します。
①所得税の課税所得の計算
所得税の課税所得=所得控除後の金額-所得控除の額の合計額
です。
②住民税の課税所得の計算
住民税の課税所得は所得税の課税所得とは違うそうなのです。
総所得金額によって、基礎控除が5万円とか、3万円とか基礎控除が住民税の方が少ないので、課税所得はその分高くなります。
住民税の課税所得=所得税の課税所得+(5万円とか、3万円とかの基礎控除の差額)
になります。
参考にしたのは以下のページです。
③限度額の計算
住民税の課税所得から限度額を計算します。
限度額=((課税所得金額×0.02)÷ 課税所得金額に対しての係数)+2,000円
係数は所得金額によって違います。
参考にしたのは以下のページです。
④シミュレーションによる限度額との比較
③で計算した限度額とシミュレーションページで計算した限度額を比較します。
シミュレーションページは以下のページでやってみました。
自分で計算した限度額とシミュレーションページの限度額はシミュレーションページの限度額の方が低い(安い)金額になっていました。
シミュレーションページの限度額は、住民税の課税所得ではなく、所得税の課税所得で計算した値とぴったりになっていました。
とりあえず、低い金額のシミュレーションページの限度額でふるさと納税しましたが、どちらが正しいのか時間があるときにちょっと調べたいと思います。
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この限度額が自己負担額2000円でできる、ふるさと納税の金額です。
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