死別直後の方、無理していませんか?
大事な人との死別直後、どうしてもやることがたくさんあります。
難しいかもしれませんが、なるべく休んでくださいね。
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死別直後はやることがたくさん
大事な人との死別後は、やることがたくさんあります。
まず、事務手続き的なこととして次のような手続きがあります。
亡くなった方の死亡退職手続き、
準確定申告
生命保険金、医療保険金請求手続き
銀行、金融関係の相続手続き、
車、不動産の相続と名義変更、
光熱費、ネットプロバイダー、携帯電話の支払い人名義変更
亡くなった方の携帯電話、クレジットカードの解約
たくさんありますねぇ。
これに相続税申告が必要な人もいるでしょう。
わたしもまだできていないもの、たくさんあります。
そのほかに、亡くなった方の供養として、すぐではなくても法要や納骨などについても考えなくてはいけないでしょう。
そのほかに亡くなった方が担当していてくれた仕事を自分でやるということが必要になります。
わたしの場合は自動車関係、パソコンやネット周りのデジタル関係、力仕事は夫がやってくれていましたが、自動車の運転や車検、パソコンの調子が悪くなったときの修理は慣れないながらなんとかやっています。
今までは、仕事をして帰ってきたあと、家事をしていました。
それだけでも忙しくて大変
と思っていたのです。
そこに仕事が大量に増えて、もう、いっぱいいっぱいです。
いちばん大変なのは悲しむこと
でも、大事な人との死別後でいちばん大変なのは、増えた仕事ではありません。
いちばん大変なのは、大事な人との別れの悲しみに襲われることです。
これが、とても体力を奪います。
涙を流せない場所では涙をこらえることに消耗し、
涙を流せる場所では、大事な人がいないこと、もう話しができないことに気づくたびに
気持ちがすり減って、消耗して体力を使います。
座っていたり、寝ていて楽に見える状態でも、この重労働の状態が続きます。
自分の力の半分は、悲しむことに使われる
そんなイメージだと思います。
できるだけ休んでね
そんな状態でも死別直後はいろんな仕事をやってしまう人は多いのではないでしょうか?
その理由として
ひとつには、締め切りのあるものが多いこと
それから、
緊急事態として、体は動いてしまうこと
それから、
何かしている間は、亡くなった人のことを忘れられて少し楽なこと
でしょうか。
でも、仕事はとても増えているのです。
増えた仕事に、新しい環境に慣れる、という負荷も増えています。
それに悲しむという感情の仕事が加わっているのです。
だいじょうぶ、と思っても後からダメージがやってきます。
だから、なるべく、なるべく、
無理しないで、休んでくださいね。