ベートーベン 悲愴 第2楽章 ピアノを再開した方にお勧め その2
ベートーベン 作曲 ”悲愴第2楽章”
この曲はみんな大好きですよね。
前回、ピアノを再開した方におすすめの曲として、ショパンの”別れの曲”をご紹介しました。
今度はベートーベンの”悲愴 第2楽章”をおすすめします。
おすすめの理由を書いていきますね!
Contents
ただ弾くだけならわりと簡単
ベートーベンの ”悲愴 第2楽章”をおすすめするひとつめの理由として、この曲は
ただ弾くだけなら、わりと簡単というところです。
全音のピアノピースでの難易度はDとなっています。これは第1楽章の難易度で、第2楽章はそれより簡単と言われています。
” 悲愴 第2楽章”が演奏として簡単か?というとそうではないと思うのですが、自分で弾いて気持ちいいと思うレベルであれば、割と到達しやすいかと思います。
個人的には、ベートーベンの”エリーゼのために”より弾きやすいのではないかと思います。
”エリーゼのために”の中間の連打部分はむずかしいです。
”悲愴 第2楽章”にはベートーベン先生の宿題的な連打、速弾き的なところがないので弾きやすいです。
まあ中間部はちょっとベートーベンっぽいところはありますけどマイルドめですよね。
”悲愴 第2楽章”も”エリーゼのために”も曲としては超有名です。
”エリーゼのために”を練習中です と言うと、ピアノを弾けない人にも、
あ、そのレベルなの、初心者なのね。
といった顔で見られそうですが、”悲愴 第2楽章”を練習中と言うと
いい曲だよね
と言ってもらえます!
難しいところはYouTubeで教えてもらえる
この曲はトリルが少しむずかしいかな、と思います。
どの音を弾けばいいの?とかタイミングとかですね。
これは私はYouTubeで確認しました。
ココです。
トリルだけでなく、弾き方がていねいに説明されていて、とても参考になります。
曲が短くて楽譜が4ページで弾きやすい
”別れの曲”のおすすめ記事でも書きましたが、私は4ページの曲が好きです。
仕上げるのに嫌にならないし、1曲をとぎれなく弾ける
からです。
この曲は4ページというより、4ページないです。
挫折しないでがんばれそうです。
なんと言っても曲が美しい
ほんとうにこの曲は美しいです。
ベートーベンの曲は激しい曲が有名で、ダダダダーン!的なイメージがあります。
”悲愴の第1楽章”もベートーベン的イメージの曲ですしね。
でも第2楽章は違います。
ベートーベンにもこんな穏やかで、美しい曲があるのかーと思います。
わたしは、中間部のこの曲のテーマのメロディーが3連符になっているところが大好きです。弾きながらきれいな曲だなあと思いながらうっとりします。
ここだけ弾くのでも何だかしあわせです。
"悲愴 第2楽章"がピアノを再開した方にお勧めなのがわかっていただけたでしょうか?
ひとりで弾くのもしあわせですし、どなたかに聞かせてあげるのもいいですね。
ピアノを再開した方で、まだ弾いてない方はぜひ弾いてみてください!
私の使っているピアノの後継機種です。
YAMAHA CLP-775R 電子ピアノ クラビノーバ 88鍵盤 ヤマハ