未亡人チカの自活ダイアリー

立ち直りための情報と記録で、同じ死別シングルの方を応援するブログです。

怒りが湧いてくるときには 悲愴 第1楽章 !

何だか怒りが湧いてくることってありませんか?

 

そんなときわたしはベートーベン先生の悲愴 第1楽章を弾くことにしています。

 

 

 

Contents

 

頭に来ているときはベートーベン 悲愴 第1楽章

 

死別シングルになって、だいぶ元気になってきましたが、怒りが湧いてくること

があります。

こんなはずじゃなかった

と思うことはいろいろありますし、

やることが多くてへこたれる

そんなこともあります。

そんなとき、どこにもぶつけられない怒りが湧いてきます。

誰かが悪いわけではないですからね。

まあ、死別シングルじゃなくっても誰だって生活していればうまくいかないこと、なんか不公平なこと、理不尽なことは、まぁそこそこありますよね。

 

そんなときはベートーベン先生の 悲愴 第1楽章 を弾くようにしています。

ベートーベン先生には怒られるかもしれませんが、

この曲は怒りの発散にちょうどいい

です。

始めのゆっくりしているところは本気で怒ってるひとみたいです。

本当に怒ってる人ってなんだか静かな口調になって、ギャーギャー言わないじゃないですか。そんな静かな怒りを思わせます。

 

 

 

アップテンポのところはベートーベン先生に聞いてもらっているかんじ

始めのゆっくりテンポのところが終わって、アップテンポになったところは、

ベートーベン先生に話を聞いてもらっているような気持ち

で弾いています。

曲を聞いてもらっているのではありません。

話を聞いてもらっているのです。

 

 

先生、聞いてくださいよ、こんなこと言われたんですよ。

ひどくないですか、わたしはこう考えてちゃんとやっているのに、

あんなこと言われて、こんなことされて、信じられませんよ。

もうやっていけませんよ!

なんてことをベートーベン先生にせつせつとうったえる感じで悲愴第1楽章を弾いています。

 

ベートーベン先生は話を聞いてくれそうな気がする

勝手な想像ですが、

ベートーベン先生は人間味があって、話を聞いてくれそう

な気がします。

すごい作曲家なのにいっぽうでいろいろと大変な目にもあっている。

軽やかじゃない曲が多いのも、何だか苦労人な感じがします。

 

この曲は力も使います。なので力が発散されます。

怒った状態で悲愴第1楽章を弾き始めることがあるのですが、弾いているとだんだん

スッキリした冷静な気持ちになってきます。

 

始めは怒っているのですが、曲がきちんと4拍子を刻んでいるからでしょうか、

だんだんと冷静になってきます。

怒ってもしょうがないことを怒っても時間と労力の無駄だよね

と言う気がしてきます。

そして弾いているうちになんだか応援歌を弾いているような気がしてきます。

和音が派手でかっこいいですからね。

そして最後の和音を弾くころには

がんばるぞ!

という気持ちになっています。

 

この曲はかっこいいし弾きやすい

この曲のいいところは、何といってもかっこいいところと弾きやすいところではないかと思います。

ピアノ再開の方であれば、まあまあ弾けるのではないかと思います。

 

といっても私も、手が届かなくて音がきたないとかかっこいい和音が続いているのに音を間違えてかっこ悪いとか、右手と左手があってないとか、ゆっくり弾くところがめんどくさいからとば飛ばしちゃうとか、いろいろと改善の余地はあります。

でも頑張れば何とかなる曲だと思います。

本当におすすめです。

悲愴第1楽章、いかがですか?

 

 

私の使っているピアノの後継機種です。
YAMAHA CLP-775R 電子ピアノ クラビノーバ 88鍵盤 ヤマハ