未亡人チカの自活ダイアリー

立ち直りための情報と記録で、同じ死別シングルの方を応援するブログです。

食欲がもどってきた!お料理の本を買いに行こう!

 

 

Contents

 

ひさしぶりにパン屋さんのいいにおいに気づく

 私は毎週末、1週間の食料の買い出しにショッピングモールに行っています。

ショッピングモールで、パン屋さんの横を通ったときに

いー、におい!

と思いました。

そういえば、パン屋さんのにおいをいいにおいと感じるのはずいぶん久しぶりな気がします。

 

食欲がもどって来た!

食欲がもどって来た、と思いました。 

いえ、夫との死別後、食欲はあったのです。食べられてはいたのです。

もともとたくさん食べる方なので、普通に食べてはいたのです。

ただ、作業のように食べていたという感じでしょうか。

 

もともと料理が上手ではないけど割と好きでした。

凝った料理ではないけれど、みんなの好きなおかずを作って出すのが楽しかったのです。

大食い家族だったので、たくさん作るのも何だか景気が良くて、楽しかったです。

峰雄さんが辛いものが好きだったので、いろいろなレシピを試してみたり、スパイスを買ったりするのも楽しかったです。

 

それが夫がいなくなったあと、料理をするのが全然楽しくなくなりました。

新しいレシピを試してみるのも、それを食べてもらう峰雄さんがいないと思うと作る気がしませんでした。

長年、毎日やってきたことなので作業として手は動きます。

食べるのも、適当な量のおかずを並べて機械的に食べるという感じでした。

味が薄すぎないか、濃すぎないかだけ気にする、といった感じでした。

 

おいしいものに気がつくようになった

パン屋さんのにおいをいいにおい、と思えるようになるまで、おいしいものを楽しむ心の余裕がなかったのだと思います。

ここまで来るのに、夫との死別後、4カ月がたっていました。

 

毎週来ていたショッピングモールも、毎週夫と楽しく買い物をしていたのを思い出す、仲の良さそうなほかのご夫婦を見てつらくなる、そういった場所だったのですが、

ーそれはまだ変わらずそういった場所ではあるのですがー

おいしいものがたくさん並んでいる場所

そういうふうに思えるようになりました。

 

新しいお料理の本が欲しい!

おいしそうなパンを見たあと、久しぶりに新しいレシピでお料理がしたくなって、お料理の本を見に行きました。

お料理の本って、不思議ですね。

どうしてあんなにたくさんの新しい本が並んでいるのでしょう。

食材も調味料も料理法も特別新しいものが出てきているわけではないので、新しいレシピがあるわけではないと思うのです。

だから新しい本はなくても今持っている本、ネットのレシピサイトでもだいじょぶそうな気がします。

でも、お料理の本を見ていると、おいしそうで、楽しくなって買ってしまいます。

なんででしょう。


フランス人がこよなく愛する3種の粉もの。

 

夫がいなくなって、夫が好きだった料理はつくるのがつらくて作らなくなりました。

作る量、料理にかけられる時間が変わって作る料理も変わって行くのだと思います。

これからは、

 

新しい生活にあった、新しくて、おいしくて、

おいしそうなお料理

 

をつくっていきたいと思います!