亡くなり方ではなく、生き方を思い出そう
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大事な人の亡くなったときのことばかり考えてしまう
大事な人と死別したとき、そのお別れが突然だと亡くなったことばかり考えてしまうと思います。
急な体調不良や事故死、自死(自殺)など、穏やかでない亡くなり方の場合、のこされた人は、何かできたのではないか、どうしてこんなことになったのか、と考え続けてしまいますよね。
死別後しばらくはそんな状態でも仕方ないと思います。
大事な人の亡くなり方ではなく、どんな人生だったかを思い出したい
大事な人との死別後、少し立ち直ってきたら、亡くなった方の最期の亡くなり方ではなく、生き方を思い出せるといいなと思います。
最期の亡くなり方は、ただ亡くなったときの短期間の話であって、亡くなった方にはそれよりも何倍も何倍も時間をかけた、充実した時間があったと思います。
最期の状態があまり良くなくても、亡くなった方には、
楽しかった時間
頑張った時間
自分が誇らしいと思う時間
があったと思います。
遺された方たちは
亡くなった方の人生が実り多いものになるようにお手伝いをしましたね。
お手伝い、お疲れ様でした。
楽しい時も、しんどい時もありましたね。
もっと、もっともっと、大事な人の人生が充実するようにお手伝いしたかったですね。
でもそれはもうできません。
これからは、亡くなった大事な人がやりとげたこと、やろうと思っていたことを思い出そうと思います。
亡くなった夫の人生がどんなものだったのか、思い出そうと思います。
そうすることで、ひとりになったことばかりに気をとられずに、前向きにやっていけそうな気がします。