友達から喪中はがきが届いたら、そっとしておいた方がいい?
11月、12月になってお友達から喪中はがきが届くことがありますよね。
お知り合いの方が大事な方を亡くされていたことを初めて知って、驚くこともあるでしょう。
そんなとき、そっとしてさしあげた方がいいのでしょうか?
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喪中の方はその時期、寂しい気持ちになっている
大事な方を亡くされた時期にもよりますが、喪中はがきを出すころの喪中の方のお気持ちは、葬儀のときよりはだいぶ落ち着いてきています。
それでも喪中はがきを出すのには、
黒部峰雄が永眠
黒部峰雄が永眠
黒部峰雄が永眠
という文字を何度も見て、夫がもういないことをつきつけられて、少し葬儀のときに戻ったような気持ちになっています。
それと、イルミネーションやクリスマスの飾りつけが街に増えてくる時期なので、
去年は峰雄さんと、きれいなクリスマスツリーを見たけどもう一緒に見れないな
とか、
今度のお正月は峰雄さんがいないんだな
と思って、さびしい、心細い気持ちになっています。
そして、大事な方が亡くなったことを葬儀のときではなく、喪中はがきでのお知らせになってしまったことを、大変申し訳なく思っています。
喪中見舞いで嬉しかったお気持ち、品物
喪中はがきを出してしばらくして、いろいろとお心遣いのご香料(お香典)、お花、お線香が届きました。
お電話をかけてくださった方もいらっしゃいます。
私は知らなかったのですが、喪中見舞いというものがあるのですね。
喪中見舞いというのは、喪中はがきが届いたら、正月明けに寒中見舞いのはがきを送ったりしますが、正月明けまで待たず、すぐにお悔やみを伝えるものだそうです。
家族葬が増えて、喪中はがきではじめて訃報を知る人が多くなった、最近の風習だそうです。
喪中見舞いの品にはお手紙、カードも添えられていました。
お香典はとてもありがたくて、添えられたお手紙に励まされます。
お線香は香りで気持ちが落ち着いて、お仏壇にあげるときに○○さんからお線香いただいたよ、と亡くなった人に話しかけができます。
お花は部屋にあるだけで、こんなに元気づけられるものなのだと今まで知りませんでした。
お電話では久しぶりに聞く声に本当に励まされます。
おはがきの手書きの文字には気持ちが温かくなりました。
皆さまから届いた、お心遣い、お花、お声は、ほんとうに
心にしみます。響きます。励まされます。
みなさま、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。
喪中見舞いで届いて、嬉しかったものからいくつかご紹介します。
【お供え・お悔やみの献花】お供えのアレンジメント yr00-512093 花キューピット 仏花 供花 法要 法事 枕花 お盆 お彼岸
今までは喪中はがきが届いたら、そっとしておくのがいいのかな、と思っていました。
でもこれからは、喪中見舞いを送らせていただいて、電話もおかけしようと思います。
ここを読んでくださる方に喪中はがきが届いたときも、できたらお電話でも差し上げてください。
とても励まされて喜んでくださると思います。
喪中見舞いのお返し、ご礼状
喪中見舞いは受け取った側が負担に思わない金額とされて、マナーとしてはお返しはいらないとされています。
でも私は喪中見舞いにとても元気づけられたので何かお返しをしたいと思いました。
それでお香典には香典返し(これは当たり前ですね)を、お花にはお菓子をお返し、みなさんにご礼状を送りました。
喪中見舞いのご礼状は手紙かはがきで出しました。
はがきは官製はがきではなく、きれいなはがきで出したかったのですが、この年末の時期のお店の手紙・はがきコーナーはクリスマスや年末年始用のカード、はがきにスペースが割かれていて、礼状として使えそうなものが見当たりませんでした。
そのため官製はがきでお礼状を出しましたが、事前に良さそうなはがきを見かけたら、買っておいてもいいですね。
ご礼状は次のような感じです。例文として、参考にしていただけるとうれしいです。
拝啓
この度はご丁寧なお心づかいをいただきましてありがとうございます。
きれいなお花に癒され、お気遣いに励まされています。
心ばかりではございますが、お礼の品をお送りさせて頂きました。お納めください。
あれから○ヶ月がたち、私も何とか少しずつですが落ち着きを取り戻してきています。
季節の良いころ、笑顔でお会いできると嬉しく思います。
寒さに向かう折り、お体ご自愛ください。
敬具